中絶手術による妊娠・不妊症への影響
中絶手術を受けると必ず不妊症になりやすい身体になってしまう・・・というわけではありません。
中絶の際には、子宮内部に傷がつく可能性はないとは言えませんが、正しい処置方法で中絶手術が行われていれば不妊症になる可能性は低いのです。
中絶手術は我が国では母体保護法により女性が選択できる権利であるにもかかわらず、中絶は良くないという固定概念や偏見のため不妊を連想させるような話をする医師がいたことは否めません。
大事なことは二度と同じ過ちを繰り返さないことであり、その為の適切な選択をアドバイスすることが医療機関において重大な責任の1つであります。
なので必ず中絶手術後は低用量ピルの服用を開始することが重要です。
つまり手術後1週間以内から必ず低用量ピルの服用を開始するように指導してくれる医療機関をきちんと選ぶことが大事なのです。
中絶手術は母体にとって大きな負担であることには変わりありませんので、安全で技術のある信頼できる医師及び医療機関において手術してもらうことが大切です。
そして無駄な経験にならないように必ずその後の避妊も含めたケアもしてもらえる医療機関を選びましょう。