中絶手術による合併症について
非常に安全に配慮しながら丁寧に手術を行っていますが、やはり手探りの感覚が重要な手術であり、合併症のリスクも0%ではありません。
我が国の報告では、子宮穿孔に伴う腸管損傷の結果、開腹手術になり、腸管切除や子宮全摘などの重篤な合併症も報告されています。
幸い当院では、次の妊娠に支障が出るような合併症を起こした方はいません。
術後3、4日目頃に中に溜まった血液が出る影響で、強い腹痛や発熱症状を起こす方もいますが、これは一時的な症状なので、抗生剤、子宮収縮剤の服用により、解消されます。